私のジブリ・ノート

私が初めてジブリ作品を見たのは2010年。最初の2週間で宮崎作品を全て見た。何かが爆発した

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『美術手帖』:「特集『かぐや姫の物語』の衝撃」は高畑勲の凄さが分かる一冊だった

『美術手帖』1月号を買った。これは『かぐや姫の物語』をめぐって、高畑監督自身が画家の奈良美智さん、美術史家の辻惟雄さんと対談しているのを読めたのがよかった。 私は一度しかこの映画は見ていないのだけど、いろいろと引用や意図に満ちているだろうな…

プロレス雑誌『Kaminoge』でジブリの鈴木プロデューサーがヤンチャな悪がきの顔を見せた

『Kaminoge』vol25、鈴木敏夫インタビュー。先ず表紙が笑う。鈴木さんが弟子の川上さん(ドワンゴ会長)に眼を剥いて噛みつこうとしているポーズ。何事かと思ったら、そこはさすがプロレス雑誌、往年の悪役レスラー、フレッド・ブラッシーの噛みつき攻撃の真…

巨大な問いかけとしての『風の谷のナウシカ』

【『風の谷のナウシカ』に対する違和感】 自分の書いたブログの過去ログを読み返して、初めて『風の谷のナウシカ』を見てからしばらくのあいだ、私はこの作品とナウシカというキャラクターに、何とも言えない反発のようなものを感じていたことを思い出した。…

【私は『風の谷のナウシカ』を見なかった】

『風の谷のナウシカ』をはじめて見たのは、2010年の10月。今から3年前のことだった。私にとって、それが3作目のスタジオジブリ=宮崎駿作品。それまでに見たのは『もののけ姫』と『天空の城ラピュタ』だったが、その2作を見たのも同じ2010年の10月だった。 『…

【なぜ私はジブリについてのサイトを作ろうと思ったのか】

私は2005年から「Feel in my bones」と題したブログを書き続けてきている。それ以前は、1999年から「Eyes and Wind」と「第三の私」という表題でウェブ日記を書いていた。この二つは既に削除したが、そこから数え始めると私はウェブ上で14年間文章を書き続け…